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コンサルタント情報: 2010年12月アーカイブ

2010年ご苦労さまでした

2010年は、たくさんのプロジェクトに参加させて頂きました。
開発設計、許可申請業務が多かったですね。
技術監査も経験しました。
ありがとうございました。
・北杜市市K工場造成設計業務
・山梨リニア実験建設工事に伴う線砂防堰堤設計業務
・河川防災センター河川情報収集業務
・北杜市R会土地時効取得、法定外公共物処理業務
・早川町地域密着型介護老人福祉施設造成設計業務
・石和町I医院造成地設計業務
・石和町境界確定測量業務
・厚生労働省リスクアセスメント普及啓発事業
・板橋区、練馬区、藤沢市、墨田区、西東京市技術監査業務
・Tホテル会議室改修工事
・富士川町U邸新築設計業務
・北杜市台ヶ原宿宅地造成設計・施工
・その他委託業務
2011年もどうぞよろしくお願いします。

山林の境界調査

林地開発の設計で山林の境界を調べることがあります。
市街地と違い、そう簡単には行きません。
では、「どのような手順で進めるか」ちょっとご紹介します。
 
まず法務局の公図を調査します。
しかし、多くの場合、公図をみても境界は明確になりません。

なぜか?

公図はもともと、明治時代に税金を取るための資料として作成されました。現在でも地籍調査が進んでいない地域ではそれが法務局に置かれ、活用されています。
法務局で公図の写しをもらうと、下の処に「これは地図に準ずる図面の写しである」と書いてあります。これは、土地の区画に関する資料ですが、境界線を復元できる精度はないことを意味しています。信頼性や精度は、地域によってさまざまです。(公図は、当時最良の方法を用いて先人達が苦心して作ってきたものであり、決していい加減に作られた図面ではないことを付け加えます。)

では、どうするの?

「おそらくここが境界であろう」という境界の推定作業に取り掛かります。
それには次のような図面や情報を調査します。
1.森林関係図面
 森林簿、森林基本図、森林計画図など。地形にそって大まかに地番が記載されている。公図より境界がわかりやい。
2.地形図(国土地理院発行)
3.河川区域や砂防指定地など、行政管理の図面
4.周辺の地積測量図や建物図面
5.字切り図・分筆図面など自治体が所有する境界に関する資料
6.現地の状況(境界標や構造物、土地の地勢など)
7.近隣の官民境界確定図面
8.閉鎖された登記簿や公図
9.地域の事情をよく知ってる人からの聞き取り調査

 こうした図面や情報を組み合わせ境界を推定して行きます。

技術監査について

 技術監査の仕事で首都圏の自治体を訪問することがあります。計画、設計、積算、契約、監理、施工について、監査事務局の立場から書類と現場を調査し、レポートすることが役目です。
 監査対象は学校、体育館、保育園、病院、福祉施設などの公共建築施設です。
 今まで「施工させて頂きます」「設計させて頂きます」という立場であった私が、いきなり発注者の担当部局を監査するのですから、勝手が違い、少々ぎこちないところがあります。
 でも、図面や書類に対峙し、数々の失敗経験を逆追いしながら質問すると、「結構さまになってるかな」と勘違い(?)します。

 大きな声では言えませんが、ゼネコン時代(約15年間)、コンサル時代(約10年間)を通じて失敗した事例が山ほどあります。何しろ監査の質問項目に困りません。
 数々の思い出したくもない「負の遺産」が今や「宝の山」となっています。
 年の瀬を迎えて一言。
「上司だった皆さん、ごめんなさい。そしてありがとう。」

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